Lv90 [覚醒]棄てられし子らの夢Ⅰ

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アルコ

それでは、次の段階に入らせていただきますね。

あ、ちょっと待ってください。気になることがあるんです。

アルコと会話


ずっと気になっていることがあった。
アルコと会話し、聞いてみよう。

アルコ

はい、どうぞお聞きください。

力をくれようとするのは…、そのカメリアという人のためですか?

(アルコの表情が明らかに暗くなる)
…はい…そうです。
彼女は…もう300年も前にこの世を去ったエルフです。
他でもない…ベスティネルの手によって…

詳しく聞かせてもらえませんか?

聞いて……くださるのですか?
…いえ………私の話に耳を貸す者は…今まで誰もいなかったもので…

1つ、お聞きしてもいいですか…?
DNクエスト様、アルテイアでもエルフは生命の木から生まれるのですか?

はい、エルフは皆、生命の木の実から生まれます。
詳しくは知らないけど…、そうだと聞いています。

ミストランドと同じなのですね。
…アルテイアの生命の木はわかりませんが、ミストランドの生命の木には、稀に腐り捻れた実が実ることがあるのです。

その実は通常、孵化する前に腐って落ちるのですが、稀に地面に落ちながらも生まれてくるエルフがいるのです。
皆に忌み嫌われる、出来損ないのエルフ…

生まれた時から身体が完全ではないエルフ…。
ミストランドで身体的欠陥は、生命の危機であり、それ自体が罪と言われます。
そのため、彼らは20年も生きることなく天命を果たすか、役立たずというレッテルを貼られ、追い出され、言葉通り…棄てられるのです。

(ベルニカさんの言ってたとおりだ…)
そんな…ひどい。
そんなことが許されるんですか!?

…私とカメリアは同じ枝で育ち、同じ日に孵化しました。
ですが、生まれつき…私は目が、彼女は耳が短く聴力が弱かった。
同じ日に生まれた私たちは、お互いに助け合い生きてきました。

ですが、私たちには常に不安がつきまといました。
きっと、このままでは…2人揃って力尽きる日が来る。
そう分かっていたからです。
ですが、そうやって50年を過ごしたある日、私たちの前に次元の旅人が現れたのです。

次元の…旅人…?

何者なのか…私も詳しくは知りません。
彼は私たちを「アルテイアの正しい心を持った子」と呼びました。
その心を持つ私たちを排除しようとするミストランドの意志によって、捻れた実に生を受けたのだと…そう話すのです。
そして私たちにあるモノを渡しました。

あるモノ?

はい。
それを今から、DNクエスト様と一緒に取りに行こうと思います。
…覚醒の力を引き出す隕石のかけらです。
次元の旅人はそれを「ハルモニウム」と呼んでいました。

(アルコが自分の首にかけているネックレスの宝石に触れる)
…ハルモニウムの力で、私たちは欠けた身体を治し、他のエルフと同じ寿命を得ることができたのです。
私の片目と、カメリアの短い耳はそのままでしたが…これ以上を望むのは贅沢というものでしょう。

また、カメリアはハルモニウムによって、驚くほどの力を得ました。
彼女の弓は全てを射抜き、身体能力や魔力も飛躍的に伸びて、他のエルフとは比べ物にならないほどでした。

彼女は他のエルフの羨望の的となり…やがてそれは、ベスティネルの目にもとまりました。
………(アルコが突然声を潜め、辺りを警戒し始めた)

…すみません。
この後の話はもっと静かな場所でお話しします。
メルカ王国では、人の目が多すぎます。

バイゼの町にお越しいただけませんか?
少し用事があるのです…いかがでしょう?

はい!いいですよ。

ああ、ありがとうございます!
それでは、バイゼの町でお会いしましょう。

バイゼの町でアルコと会話


アルコは静かな場所で話したいという。
バイゼの町に行ってアルコと会話しよう。

・・・

アルコ

(町の片隅の廃屋のような建物から、アルコが現れた)

すみません。
私の我儘でこのような場所まで…。
それでは話の続きを…

ファルシュ廃棄地域を管理する命を受けた頃の話です。
彼女は、戦いで功績を立てました。
そして、私の傍を去ってしまったのです…

どこに行ったんですか?

なぜでしょう…彼女は強く「神聖エダート帝国」へ行くことを願っていました。
私たちエルフは、女神に定められた場所を離れず働くものです。
ですが、帝国に移動する方法がないわけではありません。

巫女適合者を護衛する神官戦士になる、もしくは、女神の命を受け女神官となればよいのです。
彼女は「女神官になりたい」と言い残し、自分の命ともいえるハルモニウムを残して、私の元を去りました。

彼女を恨みはしませんでした。
「女神に身を捧げる」…それが彼女の選んだ道だと思ったからです。

カメリアは強いエルフでした。
そして…ここはミストランド。
力を手に入れた者は、選択できる資格を得るのです。

それからしばらくして私は、彼女が女神官になったという話を聞くことができました。
そして数十年後…彼女の命の炎が消えたという話を聞きました。

そんな…

私は彼女がベスティネルの側で名誉なる最期を迎えたのだと思っていました。
ですが違っていた…。
女神に身を捧げた代価は…悲惨で無慈悲なものでした。

もしかして、実験…ですか?

そうです。
より強い巫女適合者を探す実験…
300年前…女神は今までの女神適合者より、より強力な力を持つ器を探していました。

女神はチャイルドとエルフに命じて、秘密裏に女性を集めました。
拉致された者もいたそうです。
彼らは、色々な噂を流して帝国に人を集めさせました…

そうやって集められた女性に次々と憑依し、気に入らなければ始末して、また次の憑依体へ…
そうやって何人もの命が簡単に消されました。
犠牲者の中には少女も、老婆も…そして、チャイルドもいたそうです。

ひどすぎる…

…私たちは強い力を持っていれば、女神の寵愛を受けることができると信じていた…いえ。
洗脳されていたのです。

しかし、違った。
女神は、秀でたものに興味を持つだけでした。
それすら…彼女の気分次第で、簡単に捻り潰すのです。
ミストランドの生命なんて、女神にとってはただの道具なのです…

私は…この世界の残酷さ、不条理さを知りませんでした…
愛する人が連れて行かれ、自分の目の届かない場所で逝った…。
そうなってやっと気づくなんて…!

…ゆえに私は、反女神派に属したのです。
この世界の終わりを見たい…。
カメリアの仇である女神の残虐さが潰えるところを見たい…そう思って…

そして、DNクエスト様…あなた様はそれができるお人です。
私のような、女神に棄てられた者にとっての…「希望」そのものなのです。

希望だなんて、そんな大げさな…
(自分なりの目的があって…、ただそれだけなのに…)

(アルコは静かに微笑んで言葉を続ける)
まだ気になることがありますか?

はい…

(アルコが胸にしまっていたペンダントを取り出した)
このペンダントは私が使ったハルモニウムで作ったものです。
もちろん、カメリアにもらったハルモニウムは肌身離さず持っています。
こちらは…もしものためにずっと保管しておいたものです。

これを使って、本物を手に入れようと考えています。
ひとまずメルカ王国に戻りましょう。
詳しくはそちらでお話しいたします。

アルコと会話


アルコとカメリアの話をすべて聞いた。
アルコに言われたとおりメルカ王国に戻り、これからのことを話してみよう。

アルコ

これで準備完了です。
思いの外時間がかかってしまい…申し訳ありません。
やり残したことは、あと1つ…それで覚醒の力を手に入れることができます。


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  • 最終更新:2016-11-13 17:51:46

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