Lv90 イベールの歌
【ホログラム】ノルペ
フムぅ…思いの外、ルビナート殿の状態が良くないようじゃのう…
泥地の罠
【ホログラム】ノルペは、ルビナートの堕落が思いの外、進行していることを心配していた。
ノルペはルビナートとジェレイントを手助けする準備を進めていること、そこで舞い込んできたグレルの知らせを伝えたいらしい。
話を聞いてみよう。
【ホログラム】ノルペ
もし、ルビナート殿の状態が悪くなければ、ジェレイント殿も我々に助けを求めたはずじゃ。
しかし、面会を拒否なさったということは、それほどまでに深刻な状態じゃということ…おそらく、そういうことですじゃ。
ジェレイント殿にご安心いただけるよう、準備を徹底させていただく所存ですじゃ。
(ノルペのホログラムにチラリと文字が浮かび上がった)
なんと!
…それは、弱ったのう。
…フムぅ。
…心して聞いてくだされ。
…グレル殿がボルカノス泥地に到着したそうじゃ。
ボルカノス泥地には、今も罠にかかったカタストロフたちが残されておる。
それゆえ、案内役の者たちも細心の注意を払い、グレル殿を案内しておったようじゃが…
全てのチャイルドを避けることができなかったようじゃ。
罠にかかったチャイルドにより、グレル殿が暴走してしまったのじゃ…
仕方なく泥地の罠でグレル殿を取り押さえたのじゃが…どうすれば彼を正気に戻せるのか。
まだワシらにも方法が見つからぬのです。
そんな…グレルを罠に!?
でも…きっと正気を失ってるだけで、悪い子じゃないんです!
申し訳ない…。
じゃが、今のグレル殿をラダメスにお連れするわけにはいかんのですじゃ。
ラダメスには、チャイルドから逃れるために、命からがらやってきた方々も多い。
…ご理解くだされ。
ラダメスの研究員を派遣しましたゆえ、きっと、彼らが何らかの方法を見つけ出してくれることじゃろう。
ノルペさんの言いたいことはわかります。
だけど、グレルを落ち着かせる方法がわからなくても…グレルの所に行きたいです!
ダメですか?
フムぅ…確かに、見知らぬ警備兵よりは、DNクエスト様が行くほうが良いかもわからんのう。
可能性は少しでも高いほうがよい…
ボルカノス泥地の研究員には事情を伝えておいたのじゃ。
DNクエスト様、あなたはグレル殿の元へ…
沼地の罠Ⅰ
グレルがラダメスに来る途中、ボルカノス泥地で罠にかかり、暴走してしまったらしい。
早くラダメス警備兵に会って、グレルを助け出そう!
・・・
予想外の出会い
グレルを助けに行く途中でイリスに出会った。
ボルカノス泥地に居たら、イリスも危険かもしれない。
安全な場所に行くよう説得しよう。
イリス
あ~っ!
DNクエストだっ!
イリスと一緒に行くって約束したのに、置いてっちゃった悪い子だ~!
…イリス、悲しかったんだからねっ!
え~んっ!
えっと、その…ごめんね?
(イリスは泣き真似をやめてにっこり笑う)
イリスは平気だよっ!
でもね、グレルが…グレルが大変なのっ!
イリス、グレルが苦しんでる声を聞くと、胸がぎゅーって痛いの…
聞こえる…?
グレルがね、イベールを探してるの…!
イリスは、グレルにいい子いい子~ってしてあげたいけど…
イリスが行ったら、きっとグレルはもっと怒っちゃうの…
チャイルドはみんな、イリスのことがキライなの。
イリスのこと見るだけで、すっごくすっごぉ~く怒っちゃうの…
(イリスがしょんぼりと肩を落とす)
グレルが…イベールを探してるの?
イリスには、それが分かるの?なんで?
(イリスが驚いて目をまんまるにしている)
あれっ?
イリス、DNクエストも分かってるんだと思ってたっ!
だって、DNクエストもグレルのこと好きでしょ?
あっ…グレルがイベールを探してるなら…もしかしたら「イベールの声」を聞けば、落ち着くかも!
アンナさんの、あの蓄音機で「イベールの声」を聞かせられないかな?
わあっ!
イリス、ぜーんぜん思いつかなかったよ!?
すごいね! さすがだねっ!
フフッ…イリスはね、ず~っとあなたやグレルを見守るんだ~♪
あっ、そうだ!
…ノルペに会いに行きたいなっ!
(イリスの話はこれで全部みたいだ。ラダメス警備兵の所に行こう)
グレル救出Ⅰ
イリスと話している中で、グレルを落ち着かせる方法を思いついた。
急いでラダメス警備兵の所に行って、そのことを伝えよう。
ラダメス警備兵
DNクエスト殿!
ああ、よくぞ来てくださいました!
グレル君を落ち着かせようと遂行した、我々の作戦は全て…失敗に終わってしまいました…
こんなにたくさんの人が怪我を…!?
グレルはどこなんですか?
泥地の奥のほうです。
【ソーサレス】アンナ殿が、急いでそちらに向かわれました!
グレル救出Ⅱ
ラダメス警備兵の話しによれば、【ソーサレス】アンナがグレルをの所に向かったらしい。
【ソーサレス】アンナに蓄音機のことを頼もう。
【ソーサレス】アンナ
いいこと?
DNクエスト…気をつけなさい。
あのコはほとんど理性を失ってるわ。
このままじゃ…元の心を失ってしまうかもしれないわね。
アンナさん。あの、蓄音機はありますか?
グレルにあの歌を聞かせたら…もしかしたら!
元の心を取り戻すかもしれないんです!! …お願いします!!
イベールの歌?
今聞かせても、意味がないと思うけど…。
あぁ、もう、分かったわよ!
かければいいんでしょ、かければ!
(【ソーサレス】アンナが蓄音機を取り出して、スイッチを入れた。イベールの歌声が泥地に響き渡る)
蓄音機
♪な~んにもないから、食べるものもない…食べるものがなけれ~ば、着るモノもない…
♪失くすものもない…怖いものもな~い…残すものもない…
♪死んだってだぁ~れも覚えてない……
グレル
ね…姉さん!?
姉さんの声だ…!!
【ソーサレス】アンナ
あら…やっと、正気に戻ったみたいね。
グレル
なんで…?
なんで姉さんの歌が…?
ねぇ! それ、それボクにちょうだい!!
【ソーサレス】アンナ
いいこと、坊や。
あたくしたちと一緒に、お・と・な・し・く、南部の領地まで来れば、これをあげるわ。
もう、誰かを攻撃したりしないこと。できるわね?
(【ソーサレス】アンナが驚くほど柔らかな微笑みを浮かべた)
グレル
(グレルが首を傾げる)
姉さんを…姉さんを知ってるの?
【ソーサレス】アンナ
もちろんよ。
南部の領地の反女神派に、イベールを知らない人がいると思って?
家族のためにその身を犠牲にして、誰よりも善なる心を信じた…そんなあのコを…
あたくしが世界に絶望して、全てを捨てようとしたあの日…手を取り、導いてくれたのがイベールだったの。
南部の領地の多くの人々が、イベールのことを慕っていたのよ。
正直ね…いくら「アルテアチャイルド」とは言え、あたくしはチャイルドなんて嫌いよ。
でもね、グレル君。
あなたのことは助けたいわ。
お姉さんの…イベールのためにもね。
(アンナさんはまだ、イベールがチャイルドになったことを知らないんだ…でも、その事実を伝えるなんて…できないよ…)
ほら、こんな所にいても仕方ないでしょ。
DNクエストもぼーっとしてないで、さっさとグレル君を連れてラダメスに向かいなさい。
イベールの歌
グレルのためにも、ボルカノス泥地を離れたほうが良さそうだ。
話はラダメスに戻ってからにしよう。
グレル
みてみて、DNクエスト!
ボタンを押すと、姉さんの歌が聞こえる!
姉さんの声が聞こえるんだ!
良かったね。大事にしなきゃね…
うん!
あの人、姉さんの友達なんだって!
他の警備兵も、みんな…姉さんを知ってた。
姉さん、ここでは有名人だったんだ!
ボク、ちっとも知らなかった…
関連クエスト
- 最終更新:2017-06-26 23:05:53