Lv89 蜃気楼の思い出Ⅳ

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【雑貨商人】エイプリル

そうですか……。
こうなったら、あれをやるしかありませんね。

【雑貨商人】エイプリルと会話


【雑貨商人】エイプリルにトリヤンの要塞で何も見つからなかったと伝えると、最終手段があるという。
どんな方法なのか話を聞いてみよう。

【雑貨商人】エイプリル

これだけは避けたかったのですが、事件の当事者であるベルニカ様に直接当時の状況を聞くしかありません!

あまり踏み込まないほうがいいんじゃ……

もしかして今私が個人的な私利私欲で動いているとでも?
私は白馬に乗った王子様に憧れるようなそんな女ではありませんよ。

あ、はい。

ベルニカ様も理性的な方なので、既に起こった事件を隠す理由も無いと思います。
それにダイダロス様の無実を明らかにできれば、ベルニカ様も肩の荷が下りるのではないでしょうか?

はい、分かりました。

それではベルニカ様の所へ行って、過去に何があったのか、チャイルドを目撃されなかったのか確認してきてください。
お願いします。

【メルカ国王】ベルニカと会話


【雑貨商人】エイプリルが直接【メルカ国王】ベルニカに過去のことを聞いてみろという。
メルカ王宮に行ってみよう。

【メルカ国王】ベルニカ

ん?どうしたんだ?

(エイプリルの質問を伝える)

相変わらず勇猛なお嬢さんだな。

すみません。

君が謝ることはない。
誰かに似ていてな、俺が放っておいた責任もあるからな。
(ベルニカが笑みを浮かべる)

とはいえ、話してやれることもあまりないんだがな。
だいぶ前のことだし、当時のことはよく覚えてないんだ。

突然、親父が暴れ始めてね、さすがの俺も死を覚悟したよ。
お袋は命がけで俺を換気口へ逃してくれたんだ。

(やはりチャイルドが犯人ではなかったか……)

これはサラおばちゃんもカルーアにも言ってないんだが……。
俺を救ってくれたのはシャリカだったのさ。

はい?シャリカ様ですか?

そうだ、倒れていた俺にパンと水をくれたのは、乳母と一緒に外出していたシャリカだった。
そして彼女はこう言った……

生きろと……。
この残酷な世に復習するために。 (*1)
このまま何もできず死を迎えたいのかと……

そんな……

今にも死にそうな子に言う言葉じゃないと思うだろ?
だけど、そのおかげで俺は生き残ったんだ。

とにかくこの世に復讐してやるとしか考えてなかったのさ。
笑えるだろ?
親父じゃなくて、この世にだ。
俺をこんな絶望の底に叩き落としたこの世にな。

父を憎まなかったのですか?

おかしいと思うかもしれないが、ないんだ……。
発狂したとは言ったが、親父はおそらく……

おそらく?

いや、この件はまだ確かなことじゃないんだ。
とにかく俺はシャリカのおかげで生き残れたし、今は国王もやっている。
俺は彼女のために生きているのさ。

シャリカは自由な人だったよ。
このメルカを愛していたからこそ旅立ってしまった。
もっと色々なことを見たくなったんだろうな。
生きる意味を探したいといつも言ってたな。

いつかネイブリーズ平野で何事もなかったように笑いながらまた会うと約束したんだ。
俺が狂気のマッドバードに密偵させているのも、彼女がいつ帰ってくるかもしれないからと言ったら皆は笑うだろうな。

そんなことはありません。

まぁ、どうでもいいさ。
前にも言ったろ?
この世界に属していない君になら、話してもいいと思っただけだ。

そうなんですね……

俺の個人情報の対価と言っては何だが、ネイブリーズ平野にいるマッドバードに会ってきてくれないか?

シャリカ様のことが気になるんですね?

分かったなら、さっさとネイブリーズ平野に行って来い。

狂気のマッドバードと会話


【メルカ国王】ベルニカは、過去のことはあまり覚えていないが、先代国王の後継者であるシャリカに救われたという話を聞く。
シャリカの消息を調べるためにネイブリーズ平野にいる狂気のマッドバードに会いに行こう。

狂気のマッドバード

誰だ……ここに来た理由は何だ……?

(事情を説明して、シャリカの消息を尋ねる)

相変わらずベルニカ様も一途なところがある……
だが、シャリカ様の情報はまだ何もない。

そういえば……。
つい最近、ある旅行者がこんな物を置いていった……

これは、カビの生えたお粥……?

フードで顔は見えなかったが、ベルニカ様に渡してほしいと言って消えてしまったのだ。

分かりました。私が渡しておきますね。

すまない。
シャリカ様を見つけ次第すぐ報告するゆえ、ベルニカ様にはあまり心配されぬよう伝えてもらいたい。

【メルカ国王】ベルニカと会話


狂気のマッドバードがある旅行者がベルニカに渡してほしいとカビの生えたお粥を持ってきたという。
戻ってベルニカに渡そう。

【メルカ国王】ベルニカ

来たか。

(マッドバードの伝言とカビの生えたお粥を渡す)

これは……。
彼女らしいな

(ベルニカ様があんな風に笑っているのは初めて見る)

ありがとう。
君のおかげで昔のことを色々思い出せたよ。

あまり個人的なことが広まるのも気分がいいものではないな。
エイプリルには俺から直接説明しておこう。
君は自分のことに集中するといい。

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  • 最終更新:2015-09-20 23:28:18

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