Lv82 ネイブリーズ平野へ

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【メルカ国王】ベルニカ

君とつながっている反女神派の連絡係に、反女神派を助け、休戦協定を結ぶため尽力するつもりだと伝えてくれ。

(イベールが、終わったらネイブリーズ平野に来るよう言っていた。そこへ行ってみよう)

ネイブリーズ平野へⅠ

ベルニカが休戦協定に協力してくれることになった。
このことを伝えに、ネイブリーズ平野のイベールの所へ行こう。

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イベール

(イベールにベルニカの言葉を伝える)
ベルニカ様の協力をいただけて本当に良かったです。
ところでDNクエストさん……顔色がすぐれないようですが、どうかなさいましたか?

あ……その…本当に信じてもいいものかと…
あの王は、自分の利益のために中立という立場をとっていますよね。
だったら、強い方についた方が有利だろうに…。
つまり…今は私たちを助けてくれても、自分たちに危険が及べばすぐに裏切るのでは…と…

裏切る、ですか?

疑いからは何も始まらないことは分かっているけど…
無条件に信じるのも危険だというケースもたくさん見て来ました…
(そういえばいつからだろう…こんなにも疑い深くなったのは…。
これが大人になるということなのかな)

そうですね…。
そこは心配されなくても大丈夫だと思います。
私は、ベルニカ様こそ反女神派を支持するという選択肢しか無いよう見受けられます。
全面的に支持することはできないでしょうし、いざとなれば関係を切られてしまうかもしれません。
ですが、根本的には私たちを捨てることはできないお方だと思います。

…それは…あの方がチャイルドではないから…ですか?
ベルニカさんも似たようなことを言ってはいました。

商人は、自分の商品より良いものを他の商人が売っていれば、その商品の模倣品を作り、より安く売ります。
そして、そこで儲けた資金と技術力でより素晴らしい商品を作り出すものです。

アルテイアの世界を羨んだベスティネルもミストランドに逃げた後、アルテイアを模倣し、ミストランドを再創造しました。
つまり、ミストランドは、アルテイアをコピーした偽物にすぎないのです。
ベスティネルは、このミストランドの民を踏み台にしてチャイルドとカタストロフの軍隊を訓練し、アルテイアを占領しようとするでしょう。
神々に不良品という烙印を押された女神ベスティネルは、この世界に愛着など持っていません。

彼らがアルテイアへと侵攻すれば、残されたミストランドの住人はどうなるでしょう?
私たちを消耗品としか見ていないベスティネルは、いとも簡単に捨て去ることでしょう…。
そう…この世界の存続が危うくなるのです。
ベルニカ様がそれを知らないはずはありません。
そのため、ノルペ様はおっしゃったのです。
あの方は反女神派の手を振り払うことはできないと。

利用するだけ利用し、ひとたび価値がなくなれば用なしとして処分される…?
ミストランドはベスティネルが作り上げた世界なのに…?

…自分が作った世界だからです。
自分のものであるがゆえ、この世界の付属品の心など、重要ではないのです。
幼い頃、かわいがっていたぬいぐるみも、妹の大事にしていた人形を取り上げた後は、ゴミ箱行きとなるのです。
アルテイアのためにもミストランドの民のためにもアルテイア侵攻は、阻止しなければなりません。

なるほど…。
ところで他のミストランド人はこの事実を知りながら、女神ベスティネルを信じているのですか?

女神ベスティネルは、この世界の支配者です。
学校では、欲しいものは奪い、力のない者は服従し、使えない物は捨てるのが当然だと教えます。
弱いことが悪なのです。
生まれた時からこう教育されるその世界では、疑問を持つ私たちのような存在の方が少数派です。

それに多くの民は、アルテイア侵攻後に自分たちが捨てられるなど夢にも思っていません。

そうですね…もし、私も悪を善とする女神が支配する世界に生まれ育ったとしたら…。
私たちの考える善も、結局は私たちが生まれ育った世界の善であるわけで…。
イベールの言ったとおり、この世界に疑問を持つ反女神派こそ珍しい存在なのですね。

反女神派ではこのように考えています。
「遠い昔、ベスティネルはアルテイアの世界をうらやみ、同じような世界を創りました。
その際、アルテイアの善なる意志を複製して創造された存在…それが私たち『反女神派』なのではないか」と。

なるほど!本当にそうかもしれませんね!
あなたたちの原型がアルテイア世界だとすれば…
私たちは同じ世界を元に生まれた双子ということですね!

メルカ国を旅されながら、アルテイア世界の存在と同じ存在を見かけたこともおありだと思います。
ここはある意味、アルテイア世界のパラレルワールドなのです。
ですが、原型は同じでも、人は結局、環境の影響を大きく受けるもの。
そのため、このミストランドの民全てが反女神派ではないのです。

私たちのしようとしていることが理解できない人もいるということですね…

ですが、私は誰かが苦しむ世界より、苦しまない世界の方が正しいと思います。
そのためには戦うしかないのです…
ベルニカ様の決定は、反女神派に伝えておきます。
もし、ルビナート様のことで何か分かればDNクエストさんに一番先にお教えしますので、休戦協定の方をよろしくお願いします。

あ、もし差し支えなければ、私の弟、グレルの所へ寄って伝えていただけないでしょうか?
お姉ちゃんは待っていた人に会ったので先に帰る、グレルもできるだけ家か工場から出るなと。

最近、この辺でアルパカを狙う凶悪な集団が増えていて、とても危険なのです。
弟はこの時間には叔父の家の近くにいるはずです。
それではよろしくお願いします。

ネイブリーズ平野へⅡ

イベールはベルニカの意向を反女神派に伝えるという。
ベルニカの所へ戻り、仕事を手伝うよう言われた。
戻る途中の道にいる弟への伝言も頼まれた。
イベールの弟を探そう。

(イベールにとても似た少年だ。弟かどうか聞いてみよう)

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グレル

あっ!姉さんを知ってるんですか?
姉さんとは、少し前まで一緒だったんですけど…
アナタの来てる服…よその国の人みたい…あっ!
姉さんが待っていた大事な人ってアナタですか?
どうしよう!どこかですれ違ってしまったのかも!?

私はDNクエスト。イベールとは会えたよ。
(グレルにイベールの言葉を伝える)

わぁ…良かった!あ…ボクはグレル
この工場で働いています。
両親は体が弱いから、兄弟みんな、自分でできることはやってるんです。
一番上の兄さんも働いてお金を送ってくれるけど、全部薬代に消えちゃうんだ…

お金を送ってくれてるんだ…。
お兄さんは遠い所で働いているの?

はい、兄さんはドリムゴルド鉱山で働いています。
でも近くにドリムゴルド盗賊団がいるから大変みたいです。
兄さんに会いたい…。
姉さんも兄さんを思い出して、あの人を納屋に泊まらせてあげたんだ…きっと…

あの人って?

あ!えっと…ちょっと前に知らない人が怪我をしてうちの納屋に隠れてたんです。
その人によると、チャイルドのトリヤンの要塞で働いていたんだけど、辛すぎて逃げてきたって…。
どことなく一番上の兄さんに似てるんです。

そんな簡単に家に入れちゃ危ないよ…?グレルの家は、町の外れの危険な地域だし…

でもメルカには、逃げてくる奴隷が元々多いんです…。
それに、怪我してるし…乱暴なこともしないし…。
お姉ちゃんはその人がかわいそうになったみたい…。
あ、でもお兄ちゃんに似てるからきっと悪い人じゃないです…よね?

…そっか。
でも、グレルも少し気になってるんじゃない?

うんと…よく分かんないけど…あの人の目…なんだか怖いんです。
チャイルドの目は普通の人と違うって聞いたから…。
でも、まさかですよね?目だけで人を疑っちゃダメですよね?

…なんだか気になるね。
ま、でも注意するに越したことはないから、その人が変な行動をしたら、お姉ちゃんや他の大人にすぐ言うんだよ。
わかったね?

はい。
でも、ボク工場で働かないといけないから、何かあったら家にいる両親と幼い兄弟が心配です…。
もし良かったらDNクエストさんも時々見に行ってくれませんか?

うん、分かった。時々顔を出すよ。
それと家だけじゃなくて、ここも盗賊団が多くて危険だから気をつけてね。

はい!ありがとうございます!
DNクエストさんも気をつけてください!

ネイブリーズ平野へⅢ

イベールの弟グレルが、イベールの家の納屋に怪しい男が隠れていると言っていた。
時々顔を出してやった方が良さそうだ。
【メルカ国王】ベルニカの所へ戻ろう。

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【メルカ国王】ベルニカ

おお、よく来た。
ルビナートと、その…君たちの世界から一緒に来たという金髪のドラゴンの行方については何か聞いているか?

関連クエスト



  • 最終更新:2017-06-26 19:53:12

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