Lv80 赤と銀

all.png



【商人】ファーラ

ホッホッホ。これは凄いのぉ。
DNクエスト、1つ頼まれてくれんか。

はい、何でも言ってください。

ホッホッホ!どうしたのじゃ?随分と素直じゃのう。

ファーラさんの頼み事は何か意味があるような気がしまして…

ホッホッホ。人を簡単に信頼するのは良くないぞ。
この石版に書いてあることを話してあげよう。

う~ん…石版が古くて字がよく見えません…

ホッホッホ。そうじゃろう。
じゃが…お前さんには見えるはずじゃ。そう、お前さんならの…
…残り少ない命じゃ。全てを教えよう…ホッホッホ…

え…?ちょっと、何を言ってるんですか!?
え…!ちょ、ちょっと!

あたしのことじゃないわい!
そんなに驚くことはなかろう。ホッホッホ。

…なんだ。
びっくりしたじゃないですか!
(…うん?じゃ、今のは誰の話だ…?)

ホッホッホ…とりあえずこの石版を持って彷徨う過去の迷道まで行くのじゃ。
そうすれば、石版に何かが起こるはずじゃ…それをあたしに持ってくるのじゃ。
(彷徨う過去の迷道に行ってください)

赤と銀Ⅰ


ファーラが話した彷徨う過去の迷道へ行こう。


赤と銀Ⅱ


石版の姿が変わった。ファーラに渡しに行こう。

【商人】ファーラ

どれどれ…ホッホッホ。赤色と銀色が綺麗に混ざったのう。
この石版には、ある記憶が隠されておるのじゃ。

隠された?

自分の目で見た方が早いわい。
(ファーラが石版に呪文を唱えると、見慣れた人物の姿が現れた!)

赤と銀Ⅲ


ファーラが呪文を唱えるとアルゼンタとルビナートの姿が!?
二人の話を聞いてみよう。
アレンデル→ルビナートの幻影

アルゼンタ

…このケイオス!!
(アルゼンタがすごく怖い顔をしている)



レッドドラゴン ルビナート

…落ち着くんだエンシェント。
私を嫌うのは勝手だが、イライラしているのは君だけじゃない。



アルゼンタ

もういい…ここで決着をつけてあげるわ。
あなたたちケイオスは、世界が滅びるまで何もしなかった!
あんたなんかドラゴンとは認めない!



レッドドラゴン ルビナート

世界が滅びるまで私が何もしなかったと?
私が来た時にはもう既に終わっていた。
しかし、君も望んでいたことじゃないのかい?



アルゼンタ

なんですって?!



レッドドラゴン ルビナート

君…一歩間違えれば、モノリスと同化するところだっただろう?
それを人間たちが代わりに…おっと。
(アルゼンタの刃がルビナート顔を横ぎる)



アルゼンタ

勝手なことをベラベラ喋らないで…。
何も知らないくせに!



レッドドラゴン ルビナート
(かすり傷の血を拭き取る)

…!
わ、私の顔に傷が…!
君…綺麗な女の姿しているからって…調子に乗りすぎだよ!

それに、私が知らないと?
人間の愚かさは君よりも知っているさ!
私の方が年上なのだからね!



アルゼンタ

知ってる奴がそんなことをいうのか?



レッドドラゴン ルビナート

君、変わった奴だね。
人間がいなくなっただけだ。何をそんなに怒ってる?
エンシェントには変な奴しかいないのか?
それとも人間を守るのが君の使命なのか?



アルゼンタ

私の使命はこの大陸を守ることよ!



レッドドラゴン ルビナート

…そこにいる人間たちもかい?



アルゼンタ

…人間たちを見捨てることはできないわ。
(アルゼンタの刃が震えている)



レッドドラゴン ルビナート

…何を必死になっているんだ……君強いんだろ?
私も戦うのは好きだが、命がけの戦いは避けたいものだ…
特に君みたいな意味の分からん奴と戦うのは面倒だ。
頭が痛くなる…



アルゼンタ

…面倒?



レッドドラゴン ルビナート

私は、のんびりと過ごしたいんだ。
誰が死のうが何人死のうが私にはどうでもいいことだよ。
そういう面でいうと私も堕落しているといえるな…
とにかく君が攻撃しなければ私も君に手を出すつもりはない。
…のんびり行こうエンシェント。

あ、顔の傷は勘弁してあげよう。紳士だからね…
君も使命なんか捨てて、のんびり過ごしたらどうだ?



アルゼンタ

使命を捨てる…?
ふざけないで…使命は私の命よ!



レッドドラゴン ルビナート

聞き分けのない奴だね…
では、私と取り引きしよう。



アルゼンタ

取り引き?



レッドドラゴン ルビナート

大陸を守りたいのだろう?
ならば大陸を修復したいはずだ。
今、人間たちのせいで大陸がひどい有り様だ。私はそれを治す方法を知っている。



アルゼンタ

…何ですって?



レッドドラゴン ルビナート

簡単なことだが…誰にでもできることじゃない。
まぁ、君なら可能だろう。



アルゼンタ

…また何か企んでいるようね。騙されないわよ!



レッドドラゴン ルビナート

…そうか。
好きにするといい…では、ここでどちらか倒れるまでやるか?
君も馬鹿じゃない…私の強さは分かっているだろう?



アルゼンタ




レッドドラゴン ルビナート

…もうやめにしよう。
ケイオスだからといって後先考えず剣を振るうのはお薦めしない。
中には私のような奴もいるのだよ。

エンシェントにも色んな奴がいるだろう?
そういえば、他の奴らはどうした?
君以外のエンシェントとはまだ見たこともない…まさか…?



アルゼンタ

…あなたが気にすることじゃないわ。
それより、大陸を治す方法…もし嘘だったら承知しないわよ。



レッドドラゴン ルビナート

怖い怖い。では、今から教えてやろう…大人しくしてろよ?
(ルビナートが小さい声で何か囁く)



アルゼンタ

…!
そ、そんな!?
…確かに可能だけど…でも…
(アルゼンタはうつむいたまま何かを考える)



レッドドラゴン ルビナート

どうだ?嘘じゃないだろ?
私は約束を守ったんだ…君も守るんだよ?
エンシェント。私は意味のない戦いが嫌いでね。
そうだ…それをやっている間は愚かな人間たちと会うこともない、君にとってもいいことだろう?



アルゼンタ

……
(アルゼンタの刃が震え始める)



レッドドラゴン ルビナート

…落ち着けよ。



アルゼンタ

…あなた…人間とまともに会話したことないでしょ。



レッドドラゴン ルビナート

当然だ…
なぜ私があのような下賎で弱い奴らと…
(ルビナートが鼻で笑う)



アルゼンタ

…あなたは他の奴らとは違うみたいだから、教えてあげるわ。
あなたが思っているより人間は賢いわよ。
進むべき道を知らないだけ…古代人がベスティネルのかけらを召喚したのも偶然じゃないわ。



レッドドラゴン ルビナート

…ほう…私にはそれができないとでも言いたいのかい?



アルゼンタ

近寄らなければ、一生分からないこともあるってことよ。



レッドドラゴン ルビナート

理解できないね…。
君をあんなに苦しめた人間たちに近寄れっていうのかい?
まぁいい…やってやろう。私は君のような失敗はしないよ。



アルゼンタ
…ふん。
……そうね。考えてみれば私はダメなドラゴンね。
そばにいた人間の気持ちも知らないで…結局、守れなかった…。
これじゃ…人間たちから恨まれたってしょうがないわ…

……フフ…あなたのことをとやかく言う資格はなかったわね…
(アルゼンタがうつむく。影で表情がよく見えない)



レッドドラゴン ルビナート

…泣いているのか?
その姿で泣くな。
これでもつか…おっと!約束が違うぞ!
剣振るうな!私に八つ当たりか…!
(慌てるルビナートにアルゼンタが剣を振るう。ルビナートはギリギリで避けたようだ。記録はこれで終わりだ)

赤と銀Ⅳ


ルビナートとアルゼンタの幻影が消えた。
【商人】ファーラに話をかけよう。

【商人】ファーラ

どうしたのじゃ?暗いのう。

アルゼンタが可哀想です。
アルゼンタのことを思い出しまして…

(目を大きくして)
シルバードラゴンが可哀想というのかい?
やはり、お前さんは優しいのう。ホッホッホ。

そんなこと…
そうですね。

その気持ちを忘れるんじゃないぞ。
気持ちは必ず相手に伝わるものじゃ。…ホッホッホ。

誰かを想うことは大切なことじゃ…
忘れるんじゃないぞ。ホッホッホ。
(ファーラは切なそうに微笑む)

関連クエスト



  • 最終更新:2015-01-25 19:58:58

このWIKIを編集するにはパスワード入力が必要です

認証パスワード