Lv80 騒がしくもあり暖かくもありⅡ

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【エルフ警備兵】シートリーデル

仕方がないですね…。では、シートリーデルのおすすめ第2弾!
(シートリーデルが目をキラキラさせている)

(…だから休んで!)
(あー、もう、このエルフをいったいどうすれば…)

騒がしくもあり暖かくもありⅡ-(1)


シートリーデルと会話してください。


【エルフ警備兵】シートリーデル

これはですね…私のおすすめの中でも最高傑作!
お腹の筋肉のストレッチをしておいた方が良いと思いますよ。
前の本より2割増しで面白いですから…ふふふ…
(シートリーデルが自信満々な顔で本を差し出し変なことを言うが…、何を言っているのか分からない)

ああ!疑ってるんですね?
今、長老が王を見る時の目をしましたね!?

そ、そんなことないですって…
(例えが分かりやすいな)
(…あはは)

これは私の超必殺ウルトラおすすめ!ですからね!
他のエルフ達には内緒にしてください。
みんなで回し読みしてるんですが、外部の人に見せたことがバレたら怒られちゃうんです。

(そんなに大事なものなのかな)

うふふふ!今度こそ!
これでDNクエストさんと一緒に笑える!
うははー!…はっ!うぐぐ……。
(シートリーデルのことがとても心配だ…。きっと一緒に笑ってくれる仲間が欲しいんだろう…。とりあえず絡み合う追憶の道へ行こう)

騒がしくもあり暖かくもありⅡ-(2)


シートリーデルは本当に面白い本があるといい、再び本をくれた。こっそり読んでみろと…
それで可哀そうなシートリーデルが満足するのであれば。絡み合う追憶の道に行き、本を読んでこよう。

本の内容

おお…まさか、まさかこんなことが…
…王宮の料理人ともあろう者が、このような悲劇を目の前にして…見過ごすわけには…ルビナート様のおっしゃる通りです。
今後もっと巨大な悲劇が訪れる前に!

…あの事件が起きたのは、フェザー様のお誕生日前日でした。



【王女】エリザベス

…私は真剣に言っているのです。
メリエンデル。



【アーチャー】メリエンデル

…ここにいる皆も真剣に言っているんです。
…これ。
(メリエンデルの目の前には、生ごみのような物体から湯気がのぼっている)

…これが料理ですか?!
目が見えなくても分かりますよ?これはただの危険物体です!



【王女】エリザベス

し、失礼ですわね…。
私はレシピ通りに作りましたわ。
ただ、ほんのすこ~し美味しくなる魔法をかけただけ…



【アーチャー】メリエンデル

エリザベス、私はあなたの友人です。
(メリエンデルがエリザベスの手をギュッと握る)
…でも、これは…。
これは、暗殺用の毒より危険な感じがします、いや、絶対危険です。



【王女】エリザベス

で、でも婚約者の誕生パーティーですよ?
婚約者である私の手料理が1つもないのは…



【アーチャー】メリエンデル

いいえ。
諦めてください。
フェザーと、そしてエリザベス…あなたのためです。
こういうのは気持ちが大事ですから…、あっ!ルビナート!ちょうど良かった!



レッドドラゴン ルビナート

(湯気がのぼる危険物体…じゃなくて、エリザベスの料理を見ている)
あれはなんだ?
魔物でも召喚したのか?



【王女】エリザベス

な、何てことを!?
私の手料理ですよ。



レッドドラゴン ルビナート

……はぁあ?!
いったい何をどうしたらこんな物が作れるんだ?
……どうするんだよこれ。
…王宮の料理人たちが外で泣いてたぞ。



【王女】エリザベス

明日はフェザーの誕生日なので…。
誕生日には特別なことをするものなのですよ。

ルビナートだって誕生日プレゼントぐらいはもらったことあるでしょう?



レッドドラゴン ルビナート

誕生日なんか覚えてないよ。
何歳になると思ってるんだ、そんなのいちいち覚えてられるか。
祝ってもらったこともねぇよ。



【アーチャー】メリエンデル

…あ。



【王女】エリザベス

あ…ご、ごめんなさい…



レッドドラゴン ルビナート

謝る必要は無いよ…。
とにかく、あれ何とかしろよ。
フェザーの誕生日なんだろ?外にいる料理人たち皆頭抱えてたぜ?



【王女】エリザベス

わ、私は、ただ手料理を作ろうと…。
婚約して初めての誕生日だし…。
(エリザベスが申し訳なさそうな顔をする)
…あ、でもフェザーは胃も強いから、これぐらいなら食べてくれるかも。



【アーチャー】メリエンデル

(メリエンデルが必死になって首を横に振る)
え、エリザベス!
そうじゃなくて、私がお手本を見せますから、それを見ながら一緒に作りましょう?
そうすれば、きっと美味しい手料理ができますから。



【王女】エリザベス

そ、そう…?



【アーチャー】メリエンデル

(メリエンデルが合図をすると、ルビナートが光のような速度で料理を窓の外へと投げ、自分も一緒に出ていく。
安全な場所で完全に燃やし尽くすつもりのようだ)



【王女】エリザベス

ああ!私の手料理1号が!
ルビナート…!?



【アーチャー】メリエンデル

魔物と戦いに…じゃなくて、料理を処分しに行ったようです。
それより今から新しい料理を作りましょう?
皆さんー!入ってきてください!
私たちは隅で静かに料理を作りますから。
(料理人たちが中の様子を伺いながら入ってくる)



本の内容

時間はあまり残されていませんでしたが、皆全力で料理を作りました。
エリザベス様もメリエンデル様の隣で一所懸命お料理を作られました。
…ですが…

…私たちは知らなかったのです。
悲劇は必ず2度訪れるということを…



レッドドラゴン ルビナート

(顔をしかめながら)
くっそー、臭いがまだ残ってる…。
燃やしたら燃やしたで気持ち悪い液体が飛んでくるし…。
ソーサレスの新しい魔法か?
人間は変なところに能力を使う癖があるからな…

(厨房に入りながら)
そろそろ終わったか?
う、うわっ!!



本の内容

…その時ルビナート様の目に映ったのは、魔物と見まがうほどのサラダ、ステーキ、スープ、デザートだったのです。



レッドドラゴン ルビナート

な、なんだこれは!?
…エリザベス!またか!?



【王女】エリザベス

わ、私だけじゃなくて…ソーサレスの友達が様子を見に来てくれて…ちょっと手伝ってくれて…



【アーチャー】メリエンデル

(魂が抜けたような顔をしている)
そ…そんな…食料庫をちょっと見に行っただけなのに…。
…あ、頭痛が…



本の内容

メリエンデル様が頭を抱えるほどの衝撃的な現場でした。
私たち料理人にはとても耐え難い屈辱、全ての食材が悲惨な姿と化していました。

…ああ、ソーサレスよ!
なぜ、あなた方はこんなにも料理を憎むんですか!?
料理に何の罪があるというのですか!?



レッドドラゴン ルビナート

おい!エリザベス!それ燃やしたらものすごい臭いから、凍らせろよ。
分かったか?燃やすなよ、凍らせろよ!
…兵士達も呼べ!全部凍らせて土に埋めるんだ!



【王女】エリザベス

は、はい!
(エリザベスが慌ててソーサレスの友人と一緒に作った料理を全て凍らせる。
魔物のような形をした料理たちは悪魔のような叫び声を上げながら凍っていく。
後から入ってきた兵士たちは、目を背けたままそれを運んでいく。
まさに地獄絵図だ)



本の内容

邪悪な魔物たちを片付けると、厨房には何も残りませんでした。
フェザー様の誕生パーティーまで残った時間は後わずか…。
絶望に満ちた空気の中、ルビナート様が鍋とお玉を持って立ち上がり、こうおっしゃったのです!



レッドドラゴン ルビナート

…君たち、それでいいのか?
それで料理人を名乗るつもりか!?
ここに材料がまだ残っているじゃないか!
鍋も、お玉もある!あきらめるな!
以前私がいた所ではな、木の皮も食べていたんだぞ!

しかも、その木の皮を使って10種類以上の料理を作れたんだ!
なのに、君たちはなんだ!
見ろ、あそこに材料が待っている!君たちは料理人だろ?
ソーサレスじゃない!
プライドを持って最後まで頑張れ!



本の内容

それは心に響きました!私たちは立ち上がり、料理を作り始めました。
私たちはソーサレスじゃない!
料理人の魂に火がついたのです!
…そして私たちはもう一度感動することになるのです。



レッドドラゴン ルビナート

以前住んでいた所ではな、こうやって…
(ルビナートは慣れた手つきで手に鍋を持ち、手際よく炒める。
それはもう料理を超え…!!まさしく芸術…!!
メリエンデルも料理人たちも目を離すことができない!)



料理人

ル、ルビナート様…いったいあなたは?



レッドドラゴン ルビナート

なんとなく見て覚えたんだ。
私はとりあえず食べられる物を作るから、君たちも何とか頑張れ。



本の内容

その謙虚さ!!
その決意!!

お陰で私たちは無事にフェザー様の誕生会を終えることができたのです!!
その年の誕生パーティは非常に素晴らしいものでした!
菜食主義者であるメリエンデル様が初めてビーフを食べて感嘆した姿を見たのもその時が最初で最後でした!!



【アーチャー】メリエンデル

な、なんと…脂っこくなくて美味しいです。
この香りは確かにビーフ…しかしこの味は…
これを何と表現すればいいのでしょう…?
ルビナート、いったいこれは…



レッドドラゴン ルビナート

(ずっと鍋を持っていた腕が痛いのか、肩を回している)
ただ見よう見まねで作ったものだから…
そんなに感動されると照れるな。



【アーチャー】メリエンデル

でも本当に美味しいです…ルビナート、本当に凄いですね。
料理までできるなんて。



レッドドラゴン ルビナート

とても長く生きていたから暇でな…みんなも私くらい生きれば料理なんて朝飯前だろう。
で、味付けはどうだ?薄味にしてみたんだが。
ちょっと取ってくれないか。
…まったく、腕がこんなに痛くなったのは初めてだ。



【アーチャー】メリエンデル

はい、どうぞ。
(メリエンデルが直接料理を渡す)



レッドドラゴン ルビナート

(メリエンデルがくれた料理をもぐもぐ食べる。
満足気な様子だ)
ふむ、悪くないな…後で時間がある時にもっとちゃんと作ってやるよ。



【アーチャー】メリエンデル

まあ、特にその必要は…



レッドドラゴン ルビナート

ドラゴンが料理することなんて滅多にないぞ?せっかくだから受け取っておけ。
だがエリザベスは呼ぶなよ。
自分の料理が魔物になってしまった料理人たちの挫折を味わいたくはないからな。



【アーチャー】メリエンデル

フフ、分かりました。



本の内容

いつもなら爆発、爆発とつぶやく仲間たちもルビナート様だけは応援した!
さらにルビナート様は後でフェザー様に…

[ソーサレスは台所に接近禁止]という法を提案した…!!

大変勇気のある決断だ!
あのソーサレスたちが何も言えなかったのだ!

だがフェザー様は「それは酷い偏見」だと言い受理してはくださらなかった…。
城内の料理人が百人いたら百人とも必ず必要だと言うだろうに…本当に残念なことだ。

ただ遠い未来には料理が上手なソーサレスが登場するかもしれない…。
その可能性を尊重しながら、私たちは今も厨房を守り戦っている。
いつエリザベス様の息のかかったソーサレスが来るか分からないので…私たちは常に万全を期す。

また、ルビナート様の名演説は決して忘れないだろう!!



DNクエスト

(何だろう、この手に汗握る熱い物語は…!涙が出て来る…!!)  (*1)
(うわ、気をつけないと…そんなに大変なことだったとは…!)  (*2)
(えぇっ、これはソーサレスの宿命…?いや私は違う、違うってば!)  (*3)

(……よし、戻ろう。私はできる限りのことをやった)

騒がしくもあり暖かくもありⅡ-(3)


今回もやはりルビナートの犠牲がともなう話だった…
シートリーデルに本を返そう。

【エルフ警備兵】シートリーデル

(……)

とんとんとん~
シートリーデル~!!!

うわああっ!!いえ、寝ていません!寝てないです!
あ、DNクエストさん…!その本どうでしたか?

涙が出て前が見えない
あぁ料理、それは永遠の課題
面白かったです

クックック、すごく笑えませんでしたか…?木の皮で10種類以上の料理だなんて嘘にも程があります!!私は10個しかしらないのに!!アハハハ!!アーハッハッハ!!

(やはり共感できない)
(セレネーゼは食糧事情が良くなかったのかな?)
(…そこはかわいそうなとこじゃ…?)

う~ん、最近友だちも私が笑うポイントがおかしいと言うんですが、やっぱり私はおかしいんでしょうか?
ですが、笑ってしまうのはどうしたらいいんでしょう。

それぞれの感覚には違いがありますから。
さあ、帰って休んでください。
少し休んで。

ふぅむ…。
(シートリーデルはしょんぼりしたようだ。
このエルフ、このままで本当に大丈夫だろうか。
とにかく他の友達を探しに行った方が良さそうだ。
どうにかしてシートリーデルを助けないと…
アレンデルの平和のために…【エルフ警備兵】バシャーの所に行ってみよう)

騒がしくもあり暖かくもありⅡ-(4)


シートリーデルは変になってしまった。これは避けられない現実だ。
シートリーデルを元に戻すために、仲間のバシャーに助けを要請しよう。

【エルフ警備兵】バシャー

(何か悩んでいるようだ)
あ、DNクエストさん。
この件はどうしたらいいでしょうか…

シートリーデル…?
シートリーデルですよね?
シートリーデルのことですね。

はい、彼女は本当に誠実で良い子だったのにどうしてあんな風になってしまったのか分からないんです…
今はなんで笑っているのか、何を考えているのかも分かりません…
(バシャーはしょげている)

(私もです)

自分なりに分析したところ、レッドドラゴンが出て来る部分で何かが弾けたようなんです。
とにかくレッドドラゴンの侵略から来るストレスと長老と王の喧嘩からくるストレス性胃炎により…脳にも影響が出たのではないでしょうか。

説明は簡単ですが、なぜか理解できますね。

そして私なりに考えたんです!シートリーデルを元通りにする方法を!

あるんですか!?
休むしかないんじゃ…

ふふふふ…聞いて驚かないでください。
もうDNクエストさんに頼っていた臆病者のバシャーではありません。
ですから…わあっ!
(バシャーの手から変な紙が風で飛んで行く)
ま、待って!!

(まさかあれが方法を書いた紙…?)

…あはは…
き、今日に限って風が強いですね!!えっと、その…
うぅ…、ちょ、ちょっとだけ待ってください!!
すぐに拾ってきますから!
後で必ずまた来てください!!シートリーデルのために!!
私も何かできることをしなければ!

アハハ!!
(バシャーが目をキラキラさせている…後で声をかけたら、バシャーの方法とやらを聞けるかもしれない)

関連クエスト




  • 最終更新:2015-01-25 21:01:07

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