Lv77 時を彷徨う者(忍)

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ベルスカード
もう一度だけ説明してやる。

貴様でもできる簡単なことだ。監視者の塔へ行き、ルナリアとかいう奴がいるかどうかを見てくるだけだ。
いらんことは考えなくていい。
確認だけしてこい。私もすぐに向かおう。

もしそこにもいないとなると厄介だ…時間がないというのに…
おい、わかったのか?監視者の塔だぞ。

もし奴がそこにいたなら、灼熱の大河-入口-で合流し、共に捕まえに行く。
いくら貴様でも理解できただろう?

わかりました!

………うむ。
(ベルスカードは何かを言おうとしてやめた)
自分のことは自分で面倒を見るんだな。
(監視者の塔へ向かおう)

時を彷徨う者Ⅰ

監視者の塔へ行こう。

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・・・

時を彷徨う者Ⅱ

ルナリアがいる。話しかけてみよう。

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ルナリア

どうしよう…扉を開けると…
なんで………なんで……わからないわ…

ルナリア…

DNクエスト!?

ルナリア…何がどうなったの?キミはなぜ…そうだ、アルゼンタ様は?

…わからない。

わからないわけないだろう?これ以上、真実から目を背けてどうするんだ!
世界がメチャクチャになっていく。…その中心にキミがいたんだよ。

…全てを捨ててイリュージョンようになれば教えてくれるとでも言うのかい?ルナリア…

知ったのね…私がベスティネルの欠片だってこと。

…そうだ。君の口からじゃなく、歪んだ時間の中でね。
なぜ僕に教えてくれなかったんだ?
キミがそんなに危ない存在だって知ってたら、放っておいたりしなかった。

あと…これも何回目の質問か忘れたんだけど「僕は何なんだ?」
僕は…いや普通の人間は、あんなに長く生きられないはずだ。
僕は60年前の世界にいた普通の人間じゃないのか?
…それとも僕の記憶は間違ってるのか?

キミの力で僕の記憶を元に戻してくれたなら、僕らがすれ違うことはなかったはずだ。

…私には…そんなことできない。

…そうか。まぁそうだと思ったよ。キミはいつもそうだったからね。
いや…僕の知ってるキミ…と言ったほうがいいかな?
以前の元気いっぱいのキミは何だったんだ?
ルナリア、キミのあんな顔は見たことがなかった…

…笑ってた?私。

…うん、昔のキミは笑ってたよ。あれはルナリアだったんだよね?
…とても明るくて…僕の知らない僕と楽しそうに話してた。

…キミは僕にどうしてほしいんだ?
僕はキミを無視しようともしたし、キミのことを考えないようにもしてみたけど…結局ダメだった。
放っておくなんてできないんだ。
…どうしたらいいのか教えてくれよ。
ルナリア、僕はどうすればいい?

……ぃてくれたらいいなと思ってる。

…え?

…どんな姿、性格、記憶でも関係ない。
ただここにいてほしいの…。
私に見えない場所でもいいの。
私を全然知らなくてもいいの。
ただここに…ここにずっといてほしいと思ってたの…

…何を言って……あ…もしかして、僕が死ぬたびに時間を…?

…もうあなたが死ぬのは見たくない…
私は…私はなんでもする…
でもあなたがとっても優しいから。
私に優しければ優しいほど…あなたはこの世界にも優しくなっていくから…

…もう思い出せない。
あなたの笑い方、あなたの言葉、私たちの楽しい記憶。
楽しいという感情はもう私の中ではただの知識。
感情ではないの。

…私は本当に空っぽになっちゃった。
扉を開ける使命と、あなたを助けたいという…
正反対の願いがからまって、めちゃくちゃになって、空っぽになっちゃった。

…でももう大丈夫。

…レッドドラゴンが扉を開いたわ。
シルバードラゴンが何をしたのかは知らないけど、あなたは無事で、ここにいる。
女神アルテアを真似て、アルテウムの神髄を作ったのが良かったのかもしれない。
それかケイオスが力をくれたおかげかもね。

…でももう大丈夫。あなたは消えなかった。扉も開いた…。
…私のやりたかったことを2つともやり遂げたわ…
(ルナリアが微笑を浮かべる)

(初めて笑顔を見せたルナリアの目から、一粒の涙がこぼれ落ちた)

…!?ル、ルナリア…?

…力を使い果たして空っぽになっちゃった。
でも…最後の最後に使命を全て果たした…。
もう…無理してここにいる必要もないね…

女神よ…私は全ての罪と業を負って消えます。
だから…もう彼を自由にしてください…
私と違って優しくて、とても真っ直ぐ…
そんな彼が仲間たちと一緒に幸せになってくれることを願います…

私はもう…彼を救うために何度も時間を戻さなくてもいい…
私がいなかったら…彼も時間を戻さなくてもいい…
私たちはもう罪人じゃない。
安心して…全ての罪を持って女神の願い通りに消えるから。

時を戻すたびに削れていく私のかけら。
どんどん変わっていく私のかけら。
記憶のかけら、体のかけら、力のかけら、心のかけら…
もう何もなくならない…あなたはあなた。
そして、私は私…

は世界の敵。
は世界に嫌われてる…

でもあなたは違う…
これからいい仲間がたくさんできるわ。そして約束してくれた。あなたとうまくやっていくと…
だからもう大丈夫…
これ以上悲しむ必要はないわ。
私がいなくても……大丈夫…

(ルナリアの周りに奇妙な光が漂い始める。そしてルナリアの輪郭が徐々に薄れ始めた…)

…ルナリア!?ダメだ!!

時を彷徨う者Ⅲ

ルナリアは、あなたを助けるために時を戻したと言って消えた。
ルナリアが多くを語れなかったのは、時間を巻き戻すうちに徐々に記憶と感情が失われていたためらしい。
…少し考えをまとめよう。

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DNクエスト

…ルナリア?………え…消えた…?
…本当に消えてしまったのか?ルナリア!!

ルナリアが時間を戻していただって?僕を助けるために…?

ルナリアが昔と全然違うのは…
ずっと力を使い続けて記憶がなくなっていったから…?
時間を戻そうと?いや…僕は見たんだ。
僕の記憶にない僕は、まさに今のルナリアみたいだった…

…ルナリアは力を使っていって、どんどん感情と記憶が…そして僕は…?
い、いや、どういうことだ?僕は…変わったのか?
……たしかに変わったみたいだけど…
わからない…何もわからない…

…もう…ルナリアには会えないのか?
…ミストランドに行ったっていうのか?
………いきなり消えたら…どうすればいいかわからないじゃないか…
…どうしろって言うんだ…
僕は…やっぱり…

…キミがいないと…

…くそっ!
おい、イリュージョン!聞いてるんだろ!?
何とか言えよ!ルナリアは…消えるしかなかったっていうのか!
お前はあんなルナリアが好きだったのか!?

おい!出てこい!変な時は出てくるくせに…!!早く出てこいよ!
何が「お前は俺で、俺はお前だ」だよ!
キミだって何も知らないじゃないか!

くそっ!……くそっ…



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イリュージョン

…このままここにいても意味が無いぞ…



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DNクエスト

…絶対に…またルナリアに会えるはずだ…。いや、会ってやる!



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イリュージョン

……今になってやっと真実がわかるとはな。
やっと…やっと!!
…ずっと俺を騙してきて、そして消える…か。
そうだ、あれが聞きたかったんだ。
いつも最後に俺を捨てようとして、捨てられなかった理由をな!!
俺たちは結局…お互いがお互いを生かそうとしてただけだった!



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DNクエスト

…やっぱり僕は正しかった。
ルナリア…何とかして絶対にまた見つけ出してやる!
…その為なら使徒になったっていい。
そうだ…ルナリアだって、そう願ってたじゃないか。



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イリュージョン

…いい仲間だと?何のことだ?
あの使徒とかいう奴らのことか?
それとも英雄ごっこをしてる、あいつらのことか?
…あいつらの傍にいたことで、俺とお前は別の道を歩き始めた。
あいつらにとっての俺は、ただの他人だからな。



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DNクエスト

…僕は…結局よそ者だったわけか…。
ルナリアがいなかったら、僕はずっと独りだった。
ルナリアが忘れ去られるように…僕も忘れられるんだろうな…。
僕はどこにも記録されず、誰も知らない…。
この世界に僕の居場所はなかったんだ。



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???

僕を独りにしないだって?
結局その為に僕を騙して、僕から逃げ出したって言うのか?
ルナリア…僕が欲しかったのはキミだけだったのに…



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DNクエスト

…うっ!?

…(い、今喋ったのは僕なのか?…それともイリュージョン?くっ…頭が…痛い…うぅっ…頭が割れそうだ…。何がどうなって…)
…(げ、幻聴…?いや…たしかに僕の声だった…)

…(うぅっ、ダメだ。そんなことよりも頭が…割れそうで………少し…休んでいこう…)
…(ルナリア…)

… (…また会えるよな?そうだ、灼熱の大河-入口-に行かないと。ベルスカードさんが待ってるはずだ)

関連クエスト



  • 最終更新:2017-06-26 15:25:30

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