Lv60 砂漠の花Ⅲ

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【取引所組合長】ダーウェイン

あっ、DNクエスト様。
ちょうど探していたところでしたぞ。

どうされたんですか?

この前の砂漠の花をのことですが、
確かに奇跡の祭壇-閉鎖区域-に捨てて来られましたかな?

はい、もちろんです。

そうですか…実は生体研究所でも発見されたようなのです。

え!?どういうことですか?

その2ヵ所はそんなに離れていないので、そういうこともあるかもしれませんが、
DNクエスト様が奇跡の祭壇-閉鎖区域-に捨てた砂漠の花をがどうしてそこにあるのか疑問ですな。

魔物が掘り起こして持っていったとか?

その可能性もありますな。
ただの噂かもしれませんが、一度確認してくれますかな?
あの恐ろしい呪いがかかったものが、まだあると考えたら寒気が…

(恐ろしい呪いなのか…)


今回生体研究所からそれを持ち帰ってきたら、きれいサッパリ消してしまうつもりです。
これ以上あの宝石に関する噂が流れるのを耳にしたくないですからな。
(ダーウェインが固く決意している)

砂漠の花再登場


生体研究所にも砂漠の花があるそうだ。
真偽確認のために行ってみよう。


また探して来いと言われないよね?


砂漠の花を探した。
【取引所組合長】ダーウェインに伝えよう。

【取引所組合長】ダーウェイン

ううぅ、なんてことだ…あぁ…
(ダーウェインが深く沈んでいる)

どうかされましたか?

ああ…DNクエスト様でしたか。
大したことではありませんよ。いつものことです。はぁ…
(ダーウェインが遠くを見つめる)

大したことあるような気が…

クゥ…
ただ…ベリンが私のとても高価な武器を壊しただけです…

なんだって! ← (*1)
そんなことで落ち込まないでください。

ただの武器ではないのです。共に鍛錬してきた高価な剣で…
家で家宝のように大切に保管しておいたのですが、もう少し格好良くしようという欲心がでて…
うう!

どうしたら、そんな剣を壊すことができるんだ! ← (*2)
生きていれば、そういうこともありますよ。

クゥ…!
その剣と戦場で戦った日が昨日のようです…
この件で最近きちんと眠れなくて…。あ~お肌に良くないのに!

(お肌?)

その様子だと、DNクエスト様もたくさん経験されたようですな。

話をすれば長くなりますが…(なぜだろう、涙が…)

(ダーウェインが肩を叩く)
元気を出してください。冒険者さんの苦労が分かる気がします。

それでは取引所の手数料を少し安くしてください…

アハハ。
そう言えば、砂漠の花は手に入れて来られましたかな?

(話をそらした!)

ウム、やはり捨てるにはもったいない鉱石ですな。
そうだ!いい考えを思いつきました!

どんなですか?

【鍛冶屋】ベリンにこれを持っていくのです。
小さな復讐ですよ!

でも呪いがかかっているのに…

まあホクロが濃くなるだけですから、呪いのうちに入らないでしょう。
ベリンも一度くらいはくらっておくべきです。

(あんなに恐ろしいって言っていたのに…)

私からのプレゼントだと言えば受け取ると思います!
よろしく頼みますぞ!

(なんだか面倒なことに振り回されている気が…)

やつもタダという言葉には弱いですからね。
きっと上手くいきますよ。
ベリンに砂漠の花を渡してくだされ。

私の武器の恨みを受けてみろ


【取引所組合長】ダーウェインはベリンに武器を壊されたことを恨んでいた。
その恨みを晴らすため、【鍛冶屋】ベリンに砂漠の花を渡そうとしたのだが…

【鍛冶屋】ベリン

フゥ…
(深いため息をつく)

ん?お前さん、何の用だい?

ダーウェインさんからのプレゼントです。

な、なに…プレゼントだと?
武器を強化しようとして壊したワシに…?
そういえば、この宝石見覚えが…}
(ベリンが怪しそうに見つめる)

(やはりおかしい)

これはもしかして砂漠の花じゃないか?
美しさに魅了されたソーサラーの呪いがかかった伝説の宝石!

わあ!

(ベリンが不気味ににやりと笑う)
ホ~。その反応からすると、呪いの掛かった宝石で間違いないようだな。
髭が抜ける恐ろしい呪いがかかった宝石を送ってくるとは…
ダーウェイン、やはり見くびれんやつだ。

(え?髭?)

まあ武器を壊したことは申し訳ないが…
こんな勝負をしかけられて黙っておられん!
よし、こうなったら、この宝石を加工してプレゼントのお返しをしてやる!

え?とすると…

いいか、お前さんは何も知らないふりをするんだ!
このベリンの天才的な腕で素敵なプレゼントのお返しをしてやる!
策士策に溺れるということわざを身をもって思い知るがいい!フハハハ!

(悪党のようだ…)

よし、では始めるとするか!
お~、手が滑ってしまった!
(ハンマーが砂漠の花の上に落ちる)
ガチャン!

(むしろ木っ端微塵になったほうがマシか?)

あ、ああ~!
こんな失敗をするとは!どうしよ~!
まったく、ワシってやつは!!

落ち着いてください…(まったく…)

フゥ、仕方ないか。
ダーウェインにこの事実でも知らせてくれ。
プレゼントに感動したワシがお返しを送ろうとしたら、不慮の事故が起こったとな…フゥ。

それはうそじゃ…

…ん?なんだと?
(ベリンの視線が熱い)

…行ってきます。

クフ…【取引所組合長】ダーウェインによろしく伝えてくれ。
ところでこの欠片、何かに使えるかな…
(ベリンが欠片を集めている)

とりあえずハッピーエンド?


ベリンのハンマーが落ちて、砂漠の花がめちゃくちゃに…
彼に内密にするよう頼まれたが、とりあえずダーウェインの所に戻ろう。

【取引所組合長】ダーウェイン

DNクエスト様、ベリンが砂漠の花を壊したというのは本当ですか!?

すでにご存知でしたか。

はぁ~、こうやって巧妙に出てくるとは…
それでベリンは何と言っていましたか?
正直にお話になったほうがいいですぞ。
私はセントヘイブンの取引所組合長ですから。

(…その当時のことを正直に話す)

なんですって!知っていたと!?
さすがセントヘイブンの鍛冶屋ですな。
しかし、この私を相手にするとは筋違いだったようですな。
いつか必ずこの借りを返してみせます!

(これから相当厄介なことになる予感が…)

登録された商品は売るのが礼儀!仕掛けられた勝負は受けるのが礼儀!
見ていてください!
(ダーウェインが固い決意をしている)

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  • 最終更新:2013-09-28 13:41:07

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