Lv54 トムの思い出

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【取引所組合長】ダーウェイン

ああ、DNクエストさん。
【海賊】トムについてなんですが…あの後、よく考えてみたんですよ

うちの商団の船が海賊ロピに襲われた話をしましたよね?
その時にその名前を聞いたのです。
【海賊】トム…ロピの下で働くガンマンだったはずです。

私の記憶が確かならば…海賊に襲われた際の記録が王室に残っているはずです。
【公爵】スチュアート様に聞いてみてはいかがでしょう?

【公爵】スチュアートと会話


ダーウェインによると、【公爵】スチュアートに聞けばロピのことが分かるかもしれないとのことだ。
【公爵】スチュアートと会話してみよう。

【公爵】スチュアート

貴殿か。ふむ…
しばらく顔を見ないと思ったら、近頃はやたらとよく会うではないか。
よほどヒマを持て余しているようですな?

(用件を話す)

ああ。自分が海賊だと主張しているおかしな盗賊のことですな…
ちょうど、私の方でも調査を始めようとしているところだ。
(スチュアートが眉をひそめる)

貴殿の言うように、その者が海賊ロピの部下だとしたら、正体を探る手間が省けるというもの。
よし、当時の被害報告書を見てみるとしよう。
(スチュアートが文書管理人に命令書を書いて渡す)

(スチュアートが数枚の書類を受取って見ている)
ふむ…本当でしたぞ!当時、海賊に襲撃受けた際の記録に、【海賊】トムという者の名前がありますぞ。
ロピの部下でとんでもない輩だったようですな。

現在、ロピは行方がはっきり分からないようですが…道に座っているあの者が海賊ロピなのかも不明…。
あの様子では捕えても話を聞けそうもない…
しかし、トムは違う。
再び現れて略奪行為を働いているようでは、引っ捕らえておいた方がよさそうですな。

ただの魔物かと思えば、元々は海賊だったとな。フン!
ちょうど良い。昔海賊どもに懸けた懸賞金がまだ残ってるらしいが、【海賊】トムにも有効だろう。
貴殿…どうですかな?暇そうに見えるが?

え?私ですか?

うむ、貴殿がまさに適任!
隕石落下地点-警戒区域-での目撃情報も入っておる。
貴殿が行って、確認してくれませんかな?
その者がほんとうにトムなのか、ロピの部下だったのか。確認を頼みたい。

隕石落下地点-警戒区域-へ


隕石落下地点-警戒区域-へ行き【海賊】トムを探そう。

【海賊】トム

何ッスか?ち、近づくな!撃つぞ!
う…撃つからな!!
(【海賊】トムがびくびくしながら銃を構えている)

(話しかける)

バ、バンッ!
(トムが銃を落としてあたふたしている)
お…おま…!まっ、またあっしを驚かせるとは…!な、なかなか…やるじゃないッスか。

(私は何も…)

だがな、この 【海賊】トムは!いつまでもやられてばっかりじゃないッスよ!
バンッ!バンバンッ!

ロピの部下だったんですか? ← (*1)
ロピの部下だということは分かってるぞ!

ビクッ!…どうして分かったッスか?え、なんで?
(トムがもう一度銃を落として胸を押さえている)
身辺調査?身辺調査か!?とんでもない奴…。ブルブル。それは犯罪ッスよ。

人の…いや、恐れ多くも海賊の身辺調査をするなんて!
お前のことを舐めすぎてたみたいッスね。
謝るッス。だけど、お前がそこまでやるような凶悪犯だとは…まったく思わなかったッス!
がっかりッス!

(なんだかこっちが謝らないといけないようだ…)

だが、そこまで調べた褒美として特別に、昔の話をしてやるッス。
一度しか話さないから、耳の穴かっぽじってよ~く聞くッス。
…いや、2回くらいは話してやるッス!!

ロータスマーシュの沼地はな、ほんと~に深い沼なんッス。
川はすぐ溢れるし、原住民たちは凶暴だし…。
あっしら海賊団は、小舟に揺られてあちこちさまよってたんッス。
え?どうしてそんな所に行ったかって?

そりゃ、お宝を探してたに決まってるッス!
そこに原住民たちが隠した古い宝物がたんまりあると信じてたんッス。
あっしがその情報をつかんで船長に知らせたら、ロピ船長がお宝探しに乗り出したんッス。

宝物は見つかったんですか?

クッ…残念だったッス。ただずーっと土を掘って掘って掘りまくっただけッス。
ただ、そこで地図は見つけたッスよ。汚れた紙切れだったッスけど。
あっしらはそれを宝の地図だと思って疑わなかったッス!

解読してみるとそこには女神アルテアの心臓が隠されている、ある遺跡の場所が描かれてたんッス。
女神の心臓ッスよ!聞いただけでブルッときちゃうでしょ?
海賊人生で、そんなすごい宝物の話は初めてだったッス!
船長もすんごい興奮してたッス!

地図を見たあっしらは、テル・ヌマラの蜃気楼とかアレンデルの火の精霊とも戦って、地図にある場所を目指したッス。
弱い奴の中には、死んじまう奴もいやしたが、あっしらは気にしなかったッス。
なんたって、世界最高のお宝を探してたんッスから。

(トムが目を爛々と輝かせた)

だけど…くっそー!あそこでくたばってた方がよっぽど良かったッス!
その後に見たものは…それは…
(トムがわなわなと震えている)くそっ!くっそー!!

ど、どうしたんですか?

ついに、あっしらは遺跡を見つけたんッス。
だけど…そこにあったのは地獄だったんッス。
ホントの地獄っす。

(トムが頭をかきむしっている)

ウウウ…長々と話しすぎてしまったッスね。
あっしらがあの日見たことなんて、誰にも分からねぇってんだ!!
おかげでこのザマッス。くっ、くっしょー!!
(トムが銃を振り回している)

ウ、ウウウッ!話は終わりッス!!!さっさと消えるッス!
あ…あっしは逃げるんじゃないッス!撤退するだけッス!パンパンパンッ!!
(【公爵】スチュアートの所へ戻ってトムの話を報告しよう)

トムの正体


セントヘイブンに戻って【公爵】スチュアートに報告しよう。

【公爵】スチュアート

そうか!
あの者は、本当にロピと共にセントヘイブンを攻撃してきた【海賊】トムだったのか!
よく調べあげてくれましたな。
貴殿の報告を元に、正式に討伐隊を組織するといたしましょう。
我が正規兵たちの恐ろしさを見せつけてやらねば!
(スチュアートが自信満々に宣言する)

それでは、またな。私は忙しいのでこれにて。
(スチュアートが書類の束を持って意気揚々と兵士たちを振り返っている)

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  • 最終更新:2013-04-09 13:55:07

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