Lv34 イシルエリンの疑問

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【紋章学者】スターシュ

私は50年前の戦いの後、彼を受け入れてやれなかった。
彼が何も言わず行方をくらませた時、私は憤りとショック、そして虚脱感にかられていた。
現実を見つめることができなかったのだ。

(スターシュが頭を下げる)

学者としてやってはいけないことだった。
理解しがたい事実を勝手に隠ぺいし、忘れ、そして六英雄という虚像だけが残った。
あの時私は、私が見た事実そのものを話すべきだったのだ…、そうするべきだったのに…。

長い間それを悩んでいたんですね。

スターシュの頼み

【紋章学者】スターシュの話を聞いてみよう。

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【紋章学者】スターシュ

彼が健在であると聞き、ようやく安心した。
そこで…、すまんが君にもうひとつ、頼みがあるのだ。

どんな頼みですか?

50年前の記憶から解き放たれていないのは、どうやら私だけではないようなのだ。
彼女にも機会与えてやってくれないだろうか?
【ベテランアーチャー】イシルエリンに会ってくれ。頼んだぞ。

イシルエリンの話

50年前の戦いに加わっていた【ベテランアーチャー】イシルエリンの所へ行って、彼女の話を聞いてみよう。

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【ベテランアーチャー】イシルエリン

スターシュさんに聞きました。
長い間お会いしたかったあの方がセントヘイブン城にいらっしゃるということも。
そして…DNクエストさん、あなたがその方にお会いできるということも。

50年前、私はナルシリア女王…当時はネルウィンと呼ばれていた方に従いブラックドラゴンとの戦いに加わりました。
しかし、人間とエルフの連合軍でできた強力な軍隊は、突然のドラゴンの出現によって、混乱に陥りました。

ゴールドドラゴン…。
リーダーだと思っていたジェレイント様がドラゴンであったと知り、私たちはとても驚きました。
戦争が終わった後、カーラ様やバルナック様は彼を裏切り者だと批判したのです。

たくさんの人が死に、生き残った人たちも傷を負いました。
それなのに、ジェレイント様は何にも言わず消えてしまったのです。
アルゼンタ様と共に、謝罪も、弁明もなく行ってしまわれたのです。

(イシルエリンの声が少し震えている)

ネルウィン様はブラックドラゴンの血で汚染され大怪我を負い、アレンデルに急いで運ばれました。
その間もネルウィン様は、あのお二人が何をしているのかと、ずっと気にしておられました。

そうだったんですか。

お願いです。ネルウィン様の長年の疑問を解いてください。
あの後、あの二人はいったい何をしておられたのか、私の代わりに聞いてみていただけませんか?

ジェレイント様に聞いてください。
50年もの間一体何をしておられたのかと…。

50年間の疑問

【ベテランアーチャー】イシルエリンは50年間疑問を抱いていたようだ。
彼女の疑問をジェレイントに伝えよう。

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ジェレイント

今度は何を聞きに来たんだ…?
聞きたいことがあれば答えてやる…。

(イシルエリンの疑問を伝える)

また50年前のことか…。
時が経っても、あの時の記憶から逃れられないようだな…。

それはあなたも同じではないのですか…?

……。
そうだな…。私も同じ…か。

50年前の戦いの後、ベルスカードはブラックドラゴンの宝玉を持ったまま消えた…。
私は彼を追跡しアルテイア大陸を彷徨い、ケイオスドラゴンの破片を探し出して封印しなければならなかった…。

アルゼンタは何をしていたのですか?

女神の夢が堕落の毒によって汚染された後、世界はだんだん均衡を失っていった。
汚染は広がり、魔物はさらに力を増した…。
彼女はだんだん衰弱し、壊れてゆくモノリスを維持するため、より多くの力を注がなければならなかった。

モノリス…というのは一体なんですか?

モノリスとは…、女神とこの世界をつなぐ媒介体。
世界の均衡のため守らなければならないものだ…

(そんなものが存在していたなんて…)

アルゼンタはかなり憔悴していたが、モノリスのために力を注ぎ続けた…。
そして預言者の覚醒を知らせる二つ目の太古の星を見るや、古代人の子孫を探しキャデラックへ向かったのだ。
その後のことは君もよく知っているだろう…

さて、疑問は解けたか?
私の言葉をどう受取るかは、君の自由だ…
世界はだんだん均衡を失ってきている…。
まだ完全に回復していない私では、アルゼンタを助けることができない。
彼女の強靭さと賢明さには感心するばかりだ…。

(賢明?…あのアルゼンタが?)

なんだ…?
なにか間違ったことでも言ったか?
…それより、そろそろ疑問の主の所へ戻ったほうがいいな…

イシルエリンへ

【ベテランアーチャー】イシルエリンの所へ戻ってジェレイントの言葉を伝えよう。

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【ベテランアーチャー】イシルエリン

彼は何と…?
私は50年の間、ひたすらその疑問を抱いてきました。

(ジェレイントの話を伝える)

世界の均衡…
(イシルエリンがじっと考えにふけっている)

そうですか…
お二人は世界を守るために存在する方たちですもの。
いろいろな苦難があっただろうとは思っていました。
でも…

でも、やはりドラゴンに気持ちを理解してもらおうというのは無理なのでしょうか?
友情とか愛のような、難しいことを言っているのではありません。
私も、ネルウィン様も…いえ、みんながそう思っているはずです。

(イシルエリンが複雑な表情をしている)

ジェレイント様は私たちのリーダーでした。
皆が彼を信頼し、慕っていたんです。
だからこそ、あの方の正体を知ってカーラ様やバルナック様が怒ってしまったのだと思います。
仲間だと思っていたのに、裏切られた…そんな思いで。

そうなんですか。

しかしジェレイント様とアルゼンタ様は何も言わずに去って行かれました。
残された者たちは体の傷よりもその裏切りによって苦しみました。
利用された、捨てられたのだと思ったのです。

もう少しそのことについて聞いてみましょうか?

いいえ。もういいのです。
50年の間、お二人が自身の宿命に忠実に生きてこられたと分かったので、私はそれでいいのです。
誰も宿命に背くことはできないのですから。

(本当にこれでいいんだろうか…?)

私も、私の宿命に忠実に生きなければなりません。
過ぎたことはもう水に流してしまいましょう。
(イシルエリンが優しい目で笑っている)

今回の戦いで負傷兵の何人かが病に倒れたという話は聞かれたでしょう?
ブラックドラゴンの血に汚染されたためです。
治療薬はないのですが、…最善を尽くして助けなければ。

それがあなたの宿命なのですか?

50年前の戦いでも同じようなことが起こりました。
その時を覚えている私がここにいるということ。
それこそが宿命なのではないでしょうか。
余裕があれば、あなたも私を手伝ってください。

残りの話

【ベテランアーチャー】イシルエリンはこれ以上質問する気は無いようだ。
もう一度ジェレイントの所へ戻って他の話を聞いてみよう。

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ジェレイント

あの時は時間が無かった…。
ベルスカードがブラックドラゴンの宝玉を持って逃げた後、はじめて私はそれを計画した他の誰かがいるということに気づいた。
ベルスカードは命令を受けて潜入していたのだ…。

それは誰なんですか?

分からない…。
見当は付いているが…、確実でないことは言わないでおこう…。

仲間に裏切り者だと思われても仕方がないな…。
彼らがあの戦いで取り返しのつかないを負ったのも事実だ。
私にはそれを治してやる力がなかったのだから…。

それは…あなたのせいではないのでは…。

彼らを救えないのなら、気が済むまで憎むことができる者がいる方がいいだろう…。
憎悪もやはり、人間を生かす力であると…、そう言った者がいた…。

(なんと言っていいかわからない…)

…君には多くを語りすぎたようだ…。
私と過去のことに振り回されるより、明るい世界に出てもっと違う事をしたほうがいい…。

王都で

50年前の関係者は皆、その時の事件から解き放たれていないようだ。
王都に行って他に何かないか調べてみよう。

...


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【ビショップ】イグナシオ

おぉ、こちらへ。
国のことを考えると気が気でないが、お若いのの顔を見ると元気がでてくるのぉ。

何を悩んでいるのですか?

一旦、当面の危機は過ぎ去ったものの、セントヘイブンのため、このおいぼれに一体何ができるのか…。
あれこれと考えて夜も眠れんのじゃ。

(イグナシオが憂いに満ちた目をしている)

そこでじゃが…。賢者の瞳で調べたところ、黒竜の領地にまだ邪悪な魔力が残っているようなんじゃ。
二度とこの王国に悲劇が起こらぬためにも、今度こそブラックドラゴンの邪悪な力を残らず消さなくてはならん。
万が一ブラックドラゴンが戻ってきても、昔のような力を取り戻せぬよう邪悪なコアを全て消さなくては。
じゃが…私たちの力では少々難しいじゃろう。

しかしジェレイントは負傷していますし、アルゼンタは…。

彼らに頼ってばかりではなるまい。ジェレイントのためにも、私たちが力になってやらねばな。
ウム、古書を見てみると、古代の力を借りて黒い魔力を浄化することができるとあるんじゃ。

どうすればよいのですか?

関連クエスト



  • 最終更新:2017-06-15 20:14:40

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