Lv30 災いの雨Ⅱ

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【冒険者ギルド長】グンター

【紋章学者】スターシュ災いの雨について研究しているんじゃ。
巨大な魔物が死ぬ時流れ出す物質と、周りの環境の汚染に対する研究じゃ。

そんなことがあったのですね。

そう深い段階の研究ではないようじゃが、標本が足りなくて結果がうまく出ないと言っておった。
さびしい森の道の方の汚染はとても古いせいで結果がうまく出ないようじゃ。

そうですか。私は何をすればいいのでしょう。

【紋章学者】スターシュが研究を進められるよう、君が乾いたマリサの泉に行って汚染された木幹を集めてきてくれんか。

分かりました。

乾いたマリサの泉で奇妙な色と現象で干からびた木の切り株を見たら、それを細かく砕いて持って来ればいいのじゃ。
待っているぞ。

もうひとつの標本


乾いたマリサの泉で汚染された木幹を採集しよう。干からびた木を砕くと手に入れることができる。

【紋章学者】スターシュ

ぶつぶつ…、きっといつか私の研究の重要性を悟るようになるさ。
ぶつぶつ。
(スターシュは一人研究に没頭しながらつぶやいている)

標本採取完了


【冒険者ギルド長】グンターの所へ戻って報告しよう。


【冒険者ギルド長】グンター

もう帰ってきたのか?君は本当にいい腕前をしておるな。
このセントヘイブンでもまれな人材じゃ。
将来期待しているぞ。
ハッハッ。

(グンターが豪快に笑う)

この標本はワシでなく、君が直接【紋章学者】スターシュに渡してくれ。
ずいぶん前の依頼で忘れておるかもしれん。

スターシュの仮説


【紋章学者】スターシュに標本を届けてあげよう。

【紋章学者】スターシュ

ほお。
【冒険者ギルド長】グンターが送った使いだと?
…私を罠にかける女神の教団の調査員とかそういうのじゃないだろうな?うん?

はい!?何のことだか…?

ち、違うならいいんだ。
私は確かにドラゴンの痕跡や歴史に関心があるが、そんなことで私を龍の使徒と引っ付けるのは止めてくれ。
こ…こういう物もあくまで学問のために必要としているだけなんだ。

(スターシュがムキになって弁解する)

とにかくそれをこちらによこすんだ。
(スターシュが標本をさっと取り上げる)
おお…これがさびしい森から持って来た木の幹の標本…。
状態もとてもいいな。
ふむふむ。
これが今回のブラックドラゴンが現れた黒竜の関門の方から持って来た土か?うむうむ…。

(スターシュがせわしく標本を眺める)

君、災いの雨というものを知っているか?
約50年前、6人の英雄がブラックドラゴンを退治した後、その一帯が幅広く汚染された。
ブラックドラゴンが消滅しながら流れ出た汚染物質のせいだと言うのが衆論で、それを災いの雨と呼ぶんだ。

記録によれば6人の英雄ですらブラックドラゴンの災いの雨のせいで大きな傷を負ったという。
今回のブラックドラゴンのときもやはり同じ現象が現れたようなのだが…。
私はそれを研究しているのだ。

ん?ではさびしい森の方にはなぜ…?

さびしい森の地域では古代になんらかの理由によって汚染が起きたと伝えられている。
私はその汚染が災いの雨による汚染と似たものであるという仮説を立てたのだ。

それはどういう言う意味ですか?

私の仮説がもし事実だということが明らかになれば、さびしい森で古代人たちがやった実験は何かブラックドラゴンと関連があったということになる。
でなければ同じ属性の汚染が起こるはずがない。

そうですか。(まだよく分かりませんが…)

約50年前の標本と今回のブラックドラゴンの災いの雨の標本…、そしてさびしい森の標本までもう結構十分な材料がそろったな。
じゃ、これから分析作業をしなければならないから君はこれでグンターの所に戻るんだ。
(スターシュが面倒くさそうに手を振った)

訝しい結果


依頼を終わらせたのでもう一度【冒険者ギルド長】グンターの所へ戻って報告しよう。

【冒険者ギルド長】グンター

君、どうしたんじゃ!?
【紋章学者】スターシュの所に行ったはずじゃなかったのか?

たった今帰ってきたところです。

そうだよな。
ちょうど変なことが起きたもんでな…。
スターシュの使いが礼を伝えに来たと思ったら、困った知らせが同時に舞い込んだんじゃ。

はい?どんな…?

こうやってわざわざ謝礼を持って来てくれたが、続けざまに他の使いが問題発生を知らせに来て、騒ぎながら帰っていった。
…変なこともあるの。

一体何が起きたんですか?

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  • 最終更新:2013-03-21 17:00:29

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