[ネスト]リバース・イエロードラゴン

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【旅人】フリー

(どこからともなく、小さくすすり泣く声が聞こえてくる)

ぐすっ…こんな悲しい話が…。
うぅ…ハンカチ、ハンカチ…ィイ!?DNクエスト君…!!

フリーさんって、涙もろいんですね。

い、いきなり人の横に立つのはやめてもらいたいね。
ふぅ…あ、ハンカチ貸してくれるのかい?ありがとう。

(フリーは目尻に溜まった涙を拭き取った)

リバース・イエロードラゴンⅠ


フリーが古い古い昔の話を聞かせてくれるらしい。
話を聞いてみよう。

【闇の女神官】マドレーヌ

遠い過去の話が、再び目覚めようとしています。
熱砂が吹き荒れる砂漠の記憶が…

実は、ワーポの最中にこんな文献を見つけたんだ。
(帽子の中から古びた紙の束を取り出す)

…うん?それってカシウス王家の印じゃあ…

……そういう観察眼の披露は、時と場合を選ぶよね。
ちなみに今は、必要がない時だ。

………あ、あははは。

これは廃棄書類用の倉庫から借りてきただけだ。
誰にも触れられず、誰にも認識されない。
そういうモノたちに、再び命を吹き込んでいるんだ。
むしろ慈善事業と言ってもいいくらいだね!

…そうですね?(ツッコむのはよそう)

さぁ、それじゃあ一緒に読んでみよう。

「…ここに1人のドラゴンの記録を書こうと思う。
一時は愛らしい少女の名で呼ばれていたドラゴンの話を…。
恐らくほとんどの人が知らないだろう。
そう…それは初めて人間に倒されたドラゴンの話…」

読み始めた時は、ドラゴンレイドのことだと思ったんだ。
でも読み進めるにつれて、そうじゃないことに気づいた。
この記録によれば、この大陸で初めて倒されたドラゴンはイエロードラゴン。

続きは、この話を読みながらにしよう。

「イエロードラゴン討伐に関わる記録は存在しない。
記録し、後世に語り継ぐに値する大きな戦いであったことは想像に難くない。
しかし、存在しないのだ。
まるで…誰かの手で意図的に消されたかのように…。
だが、ここ数年の調査である事実を発見した」

「…カシウス王国の建国者【騎士王】カシウスは、建国前からある少女と一緒にいたらしい。
その少女とカシウス王の関係は不明だが、とても仲が良かったと見ていいだろう。
それから私は、この少女について調べることにした」

この人の調査結果によれば、少女の正体は不明。
生まれも、育ちも、何もかも分からなかったらしい。
そんな少女は人々から忌み嫌われていた。
だが…カシウス王だけは違った。
自ら進んで彼女に近づいていったようだ。
その子の名前も、カシウス王が名付け親らしいね。

だが少女は、イエロードラゴン討伐を機にして消えてしまったらしい。
まるで神隠しにでもあったかのように…。
イエロードラゴン討伐から戻ってきたカシウス王は、少女について何も語らなかった。
そして、その後すぐに急逝したんだ。
そこから話はこう続くんだ。

「カシウス王の、偉大で悲劇に満ちた業績を知る者はいない。
「それは、カシウス王自身がイエロードラゴン討伐について否定していたためだ。
「だから私はこう推測した。
「もし…カシウス王の傍にいた少女がイエロードラゴンだったなら…と」

「それなら記録が残されていない理由は明白だ。
「…カシウス王は、自分が少女を裏切ることになってしまった事実を認めたくなかった。
「恐らくそういうことではないだろうか…」

なんて悲しい話なのだろうか。
うぅ…また涙が…

だけどボクが一番悲しいと感じているのは、最近になって…またイエロードラゴンが復活したと聞いたからなんだ。

イエロードラゴンが…復活!?

そう。
それでマドレーヌちゃんが困っているから、リバース・イエロードラゴンネストを調べてあげてくれないかい?

あぁ…ハンカチ貸すんじゃなかった…

いやぁ、あのハンカチはまさに天女の羽衣みたいだったよ。
はははっ。
ボクの涙が天に届いたみたいだね。

(…この人には勝てそうにないな)

うん?何をそんなに小さくなってるんだい?ボクは怖い人じゃないんだから。
はははっ、これからもよろしく頼むよ。

(なんて…なんてフリーダムな人なんだ!)

…望みもしないのに、永き眠りから目覚めた気分はどうだろうか?
彼女が目覚めて目にする光景は…?
守るべき者もなく、信じる者もいない…ただただ広大に広がる砂漠だけ…。
…まぁこれは、ボクの予想だけどね。

名前の無かった存在が、2つの名前を手に入れた。
そして…自分よりも小さな存在を愛してしまった対価として、彼女は誤解され、傷を負った。

ボクがこの文献を発見したのも、何か運命的なものを感じないかい?
キミがハンカチを渡してきたのも、偶然じゃない気がするんだ。
DNクエスト君なら、悲しみに包まれた彼女を再び眠らせることができる。
ボクはそう信じてるよ。

時空の庭園にいるマドレーヌちゃんの所へ行ってくれ。
よろしく頼んだよ。

リバース・イエロードラゴンⅡ


フリーから、時空の庭園にいるマドレーヌの所に行ってくれと言われた。
マドレーヌに会いに行こう。

【闇の女神官】マドレーヌ

こんにちは、キャラクター職  DNクエストさん。

(フリーの話を伝える)

はい、その通りです。
砂漠で眠っていたイエロードラゴンが目覚めようとしています。

イエロードラゴンは、ゴールドドラゴンによって封印されていた存在。
ですが、以前現れた未来人の手によって封印が大きく揺らいだのです。

封印が揺らぎ、さらには封印を施したゴールドドラゴンがアルテイアから消えたことにより、イエロードラゴンが目覚めてしまったのでしょう。

ですが、どうやらイエロードラゴンは目覚めたくなかったようです。
リバース・イエロードラゴンネストには、怒り、憎しみ、絶望が渦巻いています。
本当に目覚めたくなかったのですね…

…昔の記憶の中には、忘れたくても忘れられないものがあります。
それらは時おり現れ、心を乱していく…。
彼女の過去は、まだ色あせていないようです。
完全に消え去るには、もっとたくさんの時間が必要なようですね。

…あなたの手で彼女を再び眠りにつかせる。
それが…今は最善の方法だと思います。
どうか…どうか彼女に安らぎを…

リバース・イエロードラゴンネストは、多次元空間:竜の再誕にあります。

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  • 最終更新:2016-03-24 14:49:04

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